江原道の旅~1日目 [韓国オモモ日記]
燃え尽き症候群ってやつでしょうか?
sgの全国ツアーのアンコール公演のブログをごっつい時間かけて書き終えたことで一仕事終えた気分になり、その後ブログを書く意欲がイマイチわかず…って感じでした。
だからといってダラダラ過ごしていた訳でもなく、忙しかったってのもあるのですが。
その間、それなりにブログのネタはあって…。
友達のベイビーの돌잔치(トルジャンチ:1歳のお祝い。韓国では会場を借り切って盛大にやります)に行ったり。
sgのコンサートがない寂しさを埋める為に連れて行ってもらったロッテファミリーコンサートでピ、BIGBANGのステージに興奮し、Fly to the Skyの歌声に感動して「sgのいない間の浮気相手はFTTSだ」と思ったり。
その次の週には韓流コンサートで久々にsg観てきたり。
でも
あまりにも日が経ちすぎてもう書けません…(涙)。
(sgだったら意地でも書き上げるのですが…)
毎度毎度タイムラグありまくりで書いていたブログですが、この辺で調整しようと思うので諦めます。
またヒマになった時に気が向いたら書きます。
ってことで、久々にsgネタじゃないブログでリハビリします。
センチメンタル(?)な心を癒すのに旅行がピッタリなこの季節、週末を利用して江原道(カンウォンド)へ1泊旅行に行って来ました。
どこへ行くにも高速バスが運行していて小旅行に簡単に行ける韓国。
江原道の束草(ソクチョ)というところは、ソウルからバスで約3時間程の距離にある都市で、東海(トンヘ:日本海)に面していながらも雪岳山(ソラクサン)もあり、夏は海水浴、秋は雪岳山の紅葉、冬はウィンタースポーツ…と一年を通じて楽しめるところなのでソウルの人達も家族や友達とちょっとした小旅行で訪れます。
友達の会社がこの束草にあるリゾート施設のコンドミディアムを一部屋5万wで利用できるそうで、運良くベストシーズンの週末に部屋が取れたということで、今回急遽この旅行が決定しました。
コンドは雪岳山のふもとにあるのですが、ソウルから雪岳山へ直接行くバスは無いのでまずは束草へ向かうことにしました。
韓国での旅行は行き当たりばったりで「現地着いて観光案内所なりタクシーの運ちゃんに聞けばいいや」って感じで下調べもせずに行くことが多いです。
で、今回も急に決まったのと全員忙しかったのもあって全くもって何も調べずに出発したもんでバスターミナルに到着後に「はて…どうしたもんか?」と皆で相談しました。
すぐに雪岳山へ向かっても構わないのですが、束草のバスターミナルから海がすぐなのでちょっと散策してみることにしました。
バスターミナルから5分程歩くとすぐに海が見え、海岸に市場のようなものが見えて来たので下りて見ることに。
その時、小さな商店の横に通り道があったので商店の前でまっ昼間から一杯やっているお店のアジョッシに「ここ通って下りていいですか?」と聞いたら「おぉ、いいよ。だけど通行料として一人150ウォンね」と冗談を言って来ました。
150ウォンっていったら今の日本のレートだと12円位でしょうか…?
これが大阪のおっちゃんやと「百万円ね」とボケをかますのですが。
安すぎるボケなので払ってもいいや…って思いましたけど。
海岸沿いにはオジンオ(イカ)や色々な魚が売られていて、テーブルと椅子も用意されていてその場で焼いて食べる事が出来、周囲にはイカ焼きの香りが漂っていました。
…が、バスの中でおやつを食べ過ぎた私達、まだ満腹だったので断念。
市場周辺にはこんな風にイカが天日干しされているのが多かったです。
束草といえばスルメが名物です。
「束草といえば『秋の童話』のロケ地だったなぁ…」というあやふやな記憶だけがあったのですが、バスターミナル前でもらったガイドマップを見るとこの海岸沿いに「秋の童話」の“ウンソ”(ソン・ヘギョ)が住んでいた「アバイ村」があるということで行ってみることにしました。
海岸沿いをずっと歩いて行ったら見覚えのある光景が。
この時の私達の頭の中には「タ~ララ~♪」と「秋の童話」のテーマソングがエンドレスで流れてました。
アバイ村は陸続きになっていない為갯배(ケッペ)という渡し船のようなものを利用します。
私達4人ともう一人地元のアジュマが乗ったらすぐに出港(?)。
このケッペ、なかなかユニークで、船といってもエンジンで動くものではなく、対岸につながっているワイヤーみたいなものを乗っている人達が引っ張って動かすんです。
操縦士(じゃないけど)のアジョッシが引っ掛ける道具を持ってワイヤーを引っ張り出したのを見て「ほー」と感心しながら写真を撮っていたら、一緒に乗って来たアジュマも手すりにかけてあった道具を手に取りお手伝いし始めたのでビックリ。
そしたらアジョッシがもう一つ残っていた道具を取って「きみらも手伝え」と言って来たので「あぁ!これは乗客が一緒に手伝うもんなんや!!」と、この段階になって気づきました。
慌てて友達が参加しましたが、最初はコツをつかんでないので全然引っ張れず足手まといでした(笑)。
対岸のアバイ村から本島へやって来るケッペでも乗客がお手伝い。
「ドラマの中ではここでソン・ヘギョとソン・スンホンがすれ違ったなぁ…」なんて思いながら頭の中にはまたしても「タ~ララ~♪」のメロディーがエンドレスに流れ始めました。
ドラマん中でソン・ヘギョもお手伝いしてたら面白かったのに…。
あっという間に対岸に到着し、ここで運賃をお支払。
一人200wと安すぎるので一瞬2000wの間違いかと思いましたが、よく考えたら人動の船なので2000wじゃ高すぎますね。
ケッペを降りてすぐのところにウンソの家がありました。
…こんなんでしたっけ??
まぁ、あのドラマ放送から随分経った訳ですから店の姿も変わりますよね。
その分私も年を取った訳で…ふぅ(溜息)。
相変わらず「タ~ララ~♪」と音楽が頭を回りながらアバイ村を探索していたら反対側(かな?)の海に出ました。
あぁ、どこかは正確にはわかりませんが海辺でのシーンもいっぱいありましたね。
11月の夕暮れの海は静かでキレイでロマンチックで
「こういうところに女4人で来るのってどうなのさ…」
ってつぶやきました。
周りにいた中国人の若者グループが元気に素足になって遊んでいるので私も真似して素足になってちょっと海の中へ。
思ったよりも水が冷たくなくて、心地よかったです。
ドラマの中で砂浜にジュンソ(ソン・スンホン)とウンソが自分達の名前を書いていたような記憶があるので私もハングルで書いてみました。あぁ、ロマンチック。
…が、波ですぐに消えましたけど。
当初は全く計画も立てず大してやる気のなかった今回の旅行でしたが、この時点で既に「束草来てよかったーーー」と大満足でした。
予想外に冬の海を満喫してしまいましたが、いつの間にか陽も暮れ始め、さすがに足も冷えてきたので撤収することに。
…と同時にお腹がすっかりすいているのでアバイ村で名物料理を夕食にする事に決定。
観光情報等は全く調べない私ですが、食い気はあるので「束草に行ったらオジンオスンデ、アバイスンデを食べなくちゃ」という名物料理に関する知識はどこかしらで得ていたりするもんです。
スンデ(순대)とは、豚の腸にもち米や春雨と香辛料、そして豚の血を入れて蒸した食べ物。
街中のトッポッキとかが売っている屋台なんかで、とぐろを巻いたどす黒いグロテスクな物体を目にした方もいらっしゃると思いますがそれがスンデです。
韓国に住み始めたばかりの頃はさすがの私も見た目でNGだったのですが、食べてみると意外に美味しく、あの独特の食感と風味がクセになり、最近じゃ月1~2度は無性に食べたくなり、近所の屋台なんかでちょくちょく食べています。
そんなスンデ好きの私ゆえにオジンオスンデとアバイスンデに興味津々。
仲間に熱く訴えて今日の夕食メニューにしてもらいました。
オジンオスンデとアバイスンデの盛り合わせ。
右がオジンオスンデ、左がアバイスンデです。
オジンオスンデはオジンオ(イカ)を豚の腸代わりに使い、中に詰め物をした料理。
日本のイカ飯に似ていますが、ご飯じゃなくてひき肉や野菜が詰まっています。
イカのモチモチ感と中の具がマッチして美味しい~。
アバイスンデは、見た目は一般のスンデとあまり変わらないのですが春雨やもち米が入っていないようでオジンオスンデのようにひき肉と野菜が詰まっていました。
見た目はイマイチですが、香辛料がしっかり効いていて美味しかったです。
スンデ最高、江原道の料理最高。
やっぱり旅の醍醐味はご当地名物を味わうことですね。
冬の海とスンデを満喫し、アバイ村を出発することになり再びケッペに乗船、今度は俄然張り切って自ら道具を持って来てケッペを動かしました。
束草の街を満喫しきってタクシーで雪岳山付近のコンドに向かい、チェックインをしたところ「予約されていた20坪の部屋が空いていないので25坪の部屋に変更させていただきます」と、普通に言います。
なんとも韓国らしい対応です。
まぁ紅葉シーズンの週末なんで混み合ってるのかもしれませんが…なんなんだ?
そんな広い部屋で、食べて喋って踊って(?)江原道の夜は更けて行きました。
sgネタじゃないせいか? コメ0だぁ!!(叫)
ってか、ほんとはいつupした?
で、秋の童話ですが・・・
確かにこんな感じの店だったよ、ヘギョの家。
ここにユジンのママだった女優さんが、全く違う印象のアジュンマになって
何だか焼いて売ってたような記憶あり!!!
すっちさん、人差し指長いね@@
by 陽子 (2008-11-05 22:08)
行きたかったのに行けなかったところだ~(T-T)
長距離のバス旅はできなかったのよね・・・車酔いの子供がいるので。
強行したときは大変なことになったから。
で、「秋の童話」思い出しましたよ~
あの渡し舟、そういうことだったんですね。
といっても、地理関係がやはりよくわかってませんが。
スンデ、最後までダメだったけど、このオジンオとアバイなら食べられそうよー
陽子さん、私もあのアジュンマの髪型にはびっくらしましたよっ
by 西亜 (2008-11-05 23:27)
唯一はまった秋の童話、何回みたことか、、で、彼がお勤め中に、秋の童話ツアーちゅうものに参加して、ここいきましたよおおお!何年前かな?
この渡し船ものったし、あの海も、じゅんそとうんそが、窓ふきしてたあのうちも、、泊まったのは、ウォンビンの親父が経営してるってホテルでしたがな。思えば、ドンハ君を知ったのも、ソンスンホン除隊ファンミのビデオでした。スンホンさまには感謝してもしきれません。。。
by mayumi (2008-11-06 10:33)
すっちさんっ!ロッテファミコン記事…3行ですか?(^_^.)
いろいろ見れて羨ましいわぁ~
私も、スンデやオジンオ大好き~♪
この前、鐘路の屋台でスルメを買おうと思ったけど結構高かったのよ。
しかしこの小舟、こんなに短い距離だったとは…
舟というより動かす歩道ですね(笑)
mayumiさん、秋の童話ツアーなんて参加していたんですか(笑)
by Luna (2008-11-06 12:53)
きのうすっちの、人達みたいな利用するつもりだった?
だけど、チェックインしたかもー。
by BlogPetのかんあじ (2008-11-06 13:15)
おお、「秋の童話」だ~。あの渡し船、ケッペっていうんですか~。
ドラマの最初だか最後だかに、必ずこれに乗っているシーンが出てきました。
懐かしい~。
ムン・グニョちゃんが可愛かったです。
お天気が良くて良かったですね。海もとってもきれいです。スンデも美味しそう♪
そして江原道の旅はまだ続くのですね^^
by アッコリ (2008-11-07 01:29)
かんあじのコメントが笑えます。
毎度意味不明の笑えるコメント!
利用するつもりだった?って・・・
チェックインしたかもーって・・・
トンヘいいとこですよね。
うちも行って来ましたよ。
ソラクサンとチョンドンジン。微妙に違いますけどww
by yuka (2008-11-07 01:40)
ウンソの家が、ドラマで見たよりもすごくちっちゃい!?
一度行ってみたいんですよね、束草。
でも、このあたりだと、やっぱり日本語通じなさそうですね。
最近、ツアーで韓国へ行かなくなったもんで、
どうも行きにくくて残念です。
by よんどん (2008-11-09 14:38)
すんません…今更レスれす…。
☆陽子さま☆
一番乗り、センキューです。
いつも遅れて更新するんで実はアップ直後だったんですよ。
ユジンママ、ドラマの役柄によって印象が違うのはさすが女優さん、と思いました。
あ、そうそう、わたし、足の人差し指だけが妙に長いんだす。
なのでラウンドトゥよりもとんがりタイプの靴が履きやすいです。
どうでもいいですが…。
☆西亜さま☆
お、江原道には行かれたことがなかったですかー。
確かに、釜山とかだとKTXとかで行けるけど江原道方面は電車で行くにはちょっと不便ですもんね。
スンデ、ダメっすか?
でもオジンオスンデなら大丈夫だと思いますー。
次回チャレンジを!
☆mayumiさま☆
えー、「秋の童話」ツアー参加されたんですか!?
っていうか、スンホン好きだったんですね…。
スンホンのお陰でドンハに出会えたと…(涙)。
感謝ですね(涙)。
☆Lunaさま☆
ロッテファミリーコンサート…すごく良かったんですけど、書く暇がなくて断念…(涙)。
今もまだ江原道の旅2日目が書けてないままなんで書けるのか…って感じです。
Lunaさん、スンデ大丈夫なんですか?
日本お住まいの方では珍しいのでは??
美味しいんですけどねー、見た目がー。
☆アッコリさま☆
このケッペ、ドラマですごく印象的だったですよね。
あれをあんなにステキに演出するとは…さすがユン・ソッコ監督です。
この日は本当に雲ひとつないお天気で、風はちょっぴり冷たかったですが空気が澄んでいて気持ちよかったですー。
翌日は雪岳山へ行ったんですが…いつ書き上げるのか?(汗)
☆yukaさま☆
かんあじ、今日はコメント長かったです…。
ソラクサン、私も翌日行ったんですーー。
いいところでした。
が、書き上げるのはいつになるやら…(汗)。
☆よんどんさま☆
ウンソの家、ホンマにちっさかったです。
どこで生活するんでしょうって感じだったですが、ま、実際住んでませんしねぇ。
束草、オススメです!
食べ物も美味しいし、海と山の両方を楽しめて空気もいいですし!
日本語は…通じなさそうですが…。
sgに関係なく、たまには旅行でいらしてくだされー。
by すっち (2008-11-11 23:49)