SSブログ

チュソク。安東への旅1日目 [韓国オモモ日記]

チュソクの大型連休がいよいよ折り返し地点となりました。

昨年はチュソク前に足を捻挫してしまい、せっかくの連休にも関わらず遠出も出来ず近場で地味に過ごさざるを得ませんでした。(それでもsgのラストコンサートは足を引きずって行きましたが)
が、今年は元気♪
ソウル在住の女友達仲間でどこかへ行こうという話が出ていたところに私も仲間に入れてもらって2泊3日の小旅行へ行って来ました。

行き先は慶尚北道の都市・安東(アンドン)。

安東といえばチムタク、チムタクといえば安東!
安東に関して私の知識といえばこの位でしたが、いざ行くとなって色々と調べてみるとなかなか良さそうなところです。
チムタク以外にも名物料理もありますしね。(結局こだわるところはコレ)

行きはソウルからKTXに乗って東テグまで行き安東までバスで移動、帰りは安東から高速バスでソウルへ戻ってくるという方法に決定。
チュソク時期は地方への帰省ラッシュがハンパじゃなく大変でしたが私以外の皆が頑張ってくれたお陰でKTXの手配も無事完了。

ソウル駅を朝9時前出発…ってことで余裕を持って8時にソウル駅集合。
が、時間通りに到着していたのは4人中たったの1人(←あ、勿論私じゃないです。私も5分遅刻)でした。韓国生活が長くすっかりコリアンタイム化している私達…。
で、朝ご飯を食べてないので食糧を調達。 

ジャーン

ホームにあったお弁当屋さんで朝からこんなスタミナ満点のお弁当を購入。
電子レンジで温めてもらって車内に乗り込みました。
(ただ、全部のおかずが温まってしまった為手前中央にあるパインと桃の缶詰フルーツもホカホカに…)

テグまではKTXで1時間40分程度。
おしゃべりしてたりうたた寝をしているうちにあっという間に経ってしまう時間ですが、更に楽しんで過ごせる方法が。
それが今日乗った「映画列車」 (っていうのかな?正式名称は知りません)
乗車券に映画代(7000w)をプラスすればなにやら車両で映画が鑑賞できるらしいのです。
「電車で映画って…どうやって観れるんやろ??」とイマイチイメージがわかなかったのですがとりあえず乗ってみると

なるほど。

車両の天上に上げてあったスクリーンを下ろす仕組みになっていました。

ソウル駅出発と同時に映画上映スタート。
窓もしっかりカーテンを閉めているので車内は真っ暗、車内で食べようと思ったお弁当も暗くて何が何か見えず闇鍋状態で食べました。

今日の映画は「권순분여사 납치사건(クォンスンブン女史拉致事件)」というコメディー映画。
笑いどころ満載、ちょっぴりホロリ…な内容ですごく面白かったです。
なのに、映画終了直前で終点の東テグ駅に到着してしまいラストの数分が見れず…。

東テグから高速バスに乗り、渋滞も無く1時間ちょっとで今回の旅の目的地・安東へ到着しました。
予め予約を入れてあったホテルに到着し、チェックインしようとすると最初は予約が入ってないと言われたり(結局はちゃんと入っていましたが)、ちょっと贅沢して予約した特室の部屋が無意味に広かったり…ではありましたがとりあえずオーケーオーケー。

が、ふと財布の中を見てビックリ…旅行資金として銀行からおろしていたお金を財布に入れて来るのを忘れるという大ボケをかました私。
幸い安東の田舎にも私が預金している銀行のATMがあったのでそこでおろして事無きを得ましたが、こんなボケていて無事に過ごせるか…と一抹の不安がよぎりました。
気が抜けてるのも大概にしなければ。

ホテルで一息ついた後、観光へ。
今日はそれ程時間が無いので近場で、さほど見所が無くて(笑)ササッと見れる所へ…という事で「陶山書院」へ。
なんでも朱子学者達が勉強しながら住んでいた所で、千ウォン札の絵柄にもなっているところらしいです。(そういう事に興味が無いのであまり知りません)
1時間に1本程度しか運行していないバスに乗り込む時に運ちゃんに「陶山書院に行きますよね?」と確認すると「後ろがつっかえるから早く乗れ」と怒られてしまいムッ。

が、山奥へ向かうバスの車窓からのどかな田舎の風景を見ているとリラックスー。
暮らしているソウルのビルに囲まれた風景、喧騒と排気ガスだらけの空気とは全然違っていて「韓国でもこんなところがあるのねー」となんだか開放感で日々のストレスも吹き飛んでいきます。

…しかし20分以上山道を進んでいってもまだ陶山書院には到着しません。
おまけに車内アナウンスも無いので「…もしや行き過ぎたって事はないよね?」と不安になり始める私達。
「陶山書院はまだですよね?」と運ちゃんに確認すると「○%$#&*!@」
訛っていて何言ってるか聞き取れません…(汗)。
でも「次の次」というようなニュアンスの事を言っているようなので、とりあえずは大丈夫みたいです。
その次の次の停留所で人が降りた時に運ちゃんが何か言っているので「あっ!ここか!」と慌てて降りる私達。
その時に一緒に降りたおっちゃんが私達に話して来ますがこれまた「○%$#@*&」と、何度聞き返しても4人が4人共聞き取れないので単に私の韓国語力が無いという訳ではないようです。
と、前方には私達が降りたバスが停車中、そのバスを指しているおっちゃん。
どうやらまだ降りてはいけなかったようで、間違った降りた私達を運ちゃんが待ってくれていたようです。
ありがたや…。

って事で、運ちゃんはイイ人で無事陶山書院に到着。

夕暮れ前で静かーで穏やかーな空間が広がります。
「奥の細道」って感じでした。(奥の細道へ行った事ありませんが)

書院内に入るとチュソク中という事もあって家族連れが結構沢山居ました。
こんな韓服を来た女の子も。


書堂?らしいです。

書院に行った時は千ウォン札の絵の事もすっかり忘れていて確認せず…でした。

 

観光から帰って来たらお腹がペコペコ。
お待ちかねの夕食タイムです。

安東市内の一番の繁華街だと思われる通り。
屋台に並ぶトッポッキやオデンが空腹を刺激します。
…が、私達の今日のディナーメニューは決まっているので我慢我慢です。

さっきの繁華街からちょっと行ったところにある찜닭거리(チムタク小路)。
京都の錦小路を思わせるようなアーケードの中にはチムタクの店がひたすら並んでいて「どこで食べよう?」と迷うのですが、クッキが事前にネットで調べてくれていた情報によると「現代チムタク」という店が一番人気だということでそこへ。
やっぱり人気の「現代チムタク」、店内は満席です。
入口で忙しそうにチムタクを作っているおばちゃんに「どの位待ちますか?」と聞いてみると「かなり待たなきゃいけないよ」という返事。
そう言われてもせっかくだから人気の店で食べてみたい、という事で「待ちます」とおばちゃんに伝えると「えっ!待つの!?」と、むしろ迷惑そうに「待つな」と言わんばかりの表情。
でも「すぐ空くから待ちなさい!」と言われるよりも「待つな」と言われると待ちたくなるのが人間ってもんです、待ってやろーじゃねーかー。

10分程で入れたので「全然早いやん」と思っていたのですが、この日はチュソクということでテイクアウトの注文電話がひっきりなしに入っていて中で30分近く待たされる事に。
なるほど、おばちゃんが言っていたのはそういう事だったのか…。

で、待ちに待ったチムタクが登場~~!!!

鶏肉と野菜、そして韓国の春雨を醤油と唐辛子で甘辛く煮込んだ名物料理です。
数年前に大ブームが起こったこのチムタク。
ソウル市内にも専門店があり何回か食べた事があったのですが、やっぱり本場は違う!本場でも人気店は違う!!
かなり辛いのですがウマイウマイ!!腹ペコという事もあって箸が進み女4人で大皿を完食できました。
念願だった本場のチムタクを満喫し心もお腹も満腹でホテルへ戻りました。

ホテルに戻り、久々のバスタブ(自宅はシャワーだけなので)でゆったりお風呂に入り、広い部屋でリラックスタイム。
大画面のテレビでドラマを見たりお茶を飲んだりしながら同室のクッキとお喋りを楽しんでいたのですが、室内にあまりにも無駄にスペースがあるのでこのスペースで何かをやりたくなった私…。

習った事もないくせにヨガやってみました。
(「鳩のポーズ」…だったと思いますが、テキトーにやってみただけなので正しい姿勢なのか不明…)
あ、ちなみに風呂上りなので顔にはシートパック&メガネです。

で、今度は二人でわざわざタイマーしてまで撮影してみました。

普段狭い部屋で暮らしている私はこの広さが楽しくって仕方なくなり「もっと面白い写真を!」と盛り上がるバカ二人。

タイマーに合わせて

ジャンプしてみました。が、ブレまくりです…。
シートパックの私…怖い。

更には傘持ってジャンプしてみました。
テーマは「ミュージカル・雨に歌えば」です。

 

そんなこんなで安東の夜は更けていきました…。


nice!(0)  コメント(8) 
共通テーマ:日記・雑感

nice! 0

コメント 8

hiromama

すっちさん、おはようございます。
朝から爆笑もので読ませていただいてます。
すっちさんと旅行に出かけたらとてもたのしいでしょうね。
ホテルの部屋でヨガ?ジャンプ?ミュージカル?
主演の女優さん気分でしょうか?
でも旅館とかホテルとかに行くと何かやりたくなりますよね、
不思議です。続レポ待ってます。
by hiromama (2007-10-07 06:39) 

あっこ

あー!これです 安東のミンパク^^で食べたのは・・・
一緒に行った友達が安東にきたなら絶対 チムタク 食べなきゃ!って何度も言っていて 民宿に着くとちょうど食べられるように朝から連絡とって(飼っている?鶏を一羽料理してもらうんだと)ここに来たら チムタク って言ってました。
すっかり料理の名前忘れてました。 おいしかったです。
キムタクじゃなくてチムタクですね。(笑)
by あっこ (2007-10-07 09:11) 

すっち

☆hiromamaさま☆
そうなんですよね、旅先の宿で過ごす時間ってのが楽しくって。
旅館とかに行くと枕投げがしたくなったり…。
この日のホテルはハンパじゃなく無駄に広かったので踊った次第です…。
やっぱり旅行ってのはいいもんです。

☆あっこさま☆
そうです、安東といえばチムタク。キムタクじゃありません。
で、おー、ミンパクでチムタクを食されたんですね!
あの雰囲気の中で食べるチムタク…美味しかったでしょうねぇー。
あ…また食べたくなってきました。
by すっち (2007-10-07 22:20) 

りこ

いやぁ~鳩に見えます、不思議と…
お友達も…春先に学校の窓の向こうにカップルのいやらしい鳩を
沢山見てましたが、それに見えました♪

バスを降りてからの…風景、美しいですね…
うっとりです。
次の渡韓は、こーゆーのもよさそうです♪
by りこ (2007-10-08 00:33) 

西亜

>りこさん!(笑)
 いやらしい鳩ってなんですか!!≧∇≦ブハハハハハ

>すっちさん
 シートパック姿を写真に撮るセンスがイイ!
 顔も隠せていいですねっ
 いきなり鳩のポーズはきつくありませんでした?
 ほぐしてからやらないと・・・ その割によく曲がってます。
 フロ上がりは柔らかいのかも。
 あまり辛くなくて、美味しいチムタク食べたいですー
by 西亜 (2007-10-08 02:14) 

陽子

東テグ・・・懐かしい響き。
このところ、韓国に行ってもじぇんじぇん観光しないで
帰国してますんで^^;;

すっちさん、バレエかなんかやってたん?
身体柔らかいし、足もよく上がってますね^^
シートパックが落ちないのもすごいっす(笑)
by 陽子 (2007-10-08 04:47) 

あき

旅行楽しそう! チムタク美味しそう!!
いいですねぇ~こういうの...
ヨガ習ってなくてこんなポーズ出来ちゃうんですか(゜o゜)
すっちさん凄い!!
by あき (2007-10-08 14:24) 

すっち

☆りこさま☆
鳩に見えるかどうかはともかく…なんすか、そのいやらしいカップル鳩って?(笑)
でもわかりますわかります、春先によく見かけます。

たまにはsg抜きで韓国を楽しみにいらしていただきたいですが、金銭的な事を考えるとなかなかそうはいきませんよねー。

☆西亜さま☆
ちょうどシートパックしていたので「これなら顔隠してブログにあげられる…」と思いつきました。ウシシ。

で、そう!
いきなり鳩のポーズとかやったらアカンのですよね。
友達にそう言われて、なんか屈伸とか深呼吸とかから始めさせられました。

チムタクといえば…高速バスターミナルのサイン会の後にセントラルシティでニシアさんと食べたのを思い出しました。
あの時は胸がいっぱいで二人して食が進まず残しちゃいましたね。
(って大皿だから当たり前か)

☆陽子さま☆
トンテグ…そう、ドンハの誕生日を思い出すでしょう(笑)。
私も年末コンサートを思い出しました。
コンサートで行った都市の名前を耳にする度にそこで見たコンサートを思い出すsg重症患者…。

身体…めっさ硬いです。
前屈したら全然手がつかないので「ふざけてるん?」と言われる程です。
昔は柔らかかったのに…多分今はお腹の肉が邪魔してるかと。

☆あきさま☆
チムタク、美味しかったです。
やっぱり旅行といえばご当地名物を食べることですよね♪
sgもコンサートのMCでいつも名物料理の話していますし。

機会があればあきさんも是非!…って、コンサート目的の訪韓ではなかなかそんなヒマが無いでしょうけど(笑)。
by すっち (2007-10-09 00:53) 

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。